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町名の変更

葉山町町長殿

(2002年町長宛のオーペンレターより)

「葉山」を「コン山」( コンクリートの山)へ

私はも18年以上葉山に住み、本来この町大好きでした。輝く海に面して緑の山々な町でした。都会嫌いな私にとっての楽園 でした。

しかし、最近はどうでしょう。

今何年の間に町中に多数のマンションを建設されました。そのいずれも町民の反対の声を無視 している上に、当然のように大規模の自然破壊になりました。今度元町に7階のビルを 建設が始まりました。高層ビルの建設を制限する法律が2002年12月に施行される予定ですので、急いで11月中で着手する手際に感服しかありません。

以前緑豊かの町はまるでカビが生えてくる団地(住宅地で密集する個人宅)埋め尽くされます。子供達の遊び場所は勿論なくなるし、「町並み」は古代 ギリシャ の神殿造り、中世ヨーロッパ風の宮殿、西部劇場の映画セットや現代風と名乗って真四角の灰入るのコンクリートとガラスで出来ている建築物で完全に蒸発 してしまいました。日本風は何処にもありません。日本人は自分の2600年を誇る伝統的な素晴らしい建築技術(木造)及び優れたデザイン(日本建築は 自然環境と調和)の知恵を上記の物の為に棄ててしまうのは恥ずかしくないのでしょうか。

 このような 建築 ブームはで作られた物は関係者が「開発」と名づけられていますが、これが「破壊」発と言うべきでしょう。

そして今までの発展と現在進行中の計画を見ますと、その結論は明らか:

町の破壊

  日本人としてこの町の「破壊」発でよくも恥ずかしくないと私は嘆息せざるを得ません。ここに日本の文化が好きですから来日した私個人の意見を表現するしかありませんが、 同感する人恐らく大勢います。

追加

湘南国際村も上記の「破壊」発の象徴的な例です。これが「国の癌」と称すべきです。

「癌」の語源は古代ギリシャのヒポクラテス にあります。女性患者も大変進行 した乳癌を見て、中心の腫瘍部から周りの組織 への浸潤や拡張 した血管は胸に蟹が座ったように見えたから「カニ」=cancer (癌)と名づけました。

  本来 山があった所に、今「村」となっている 腫瘍 部から四方八方 に建設される 道路を飛行機 から見れば、いかにも「癌」のように見える筈です。そして 現在そこにある 建物は30年後伝統的な日本建築物と違って「立派」や「素晴らしい」などと言われる見込もありません。

自然の「破壊」発が 確実に進んでいます。これを許可する人の責任が問われます! 日本の文化や自然の消滅を嘆く悲しむ外国人より。

自然 - 建築 - 新生物

「自然」とは最近段々と多く耳にする言葉。無論、先に自然の美しさ、恵みなどはでる。地震、洪水などは「災害」とされているが、価値観なく自然の現象です。それを悪者にするのは人間の勝手です。この「自然」は言うまでもない地球全体のことを言う。地球全体は一つの巨大な生物であるという学説も今頃一般化されたでしょう(Gaia theory)。

一つの(多細胞)生物は大きさと無関係複数の細胞、組織、器官などで構成され、それぞれの部分は特定な働きがあるし、限られた機能(権限)がある。ある組織の細胞はその全体の秩序をやぶり、周りとの調和を乱し、単独に増殖し始めるとき、医学の専門用語では「新生物」と名乗る。通常別名の「癌」で呼ばれるものだ。

建築は上記のように地球全体が一つの生態であれば、その中に発達する組織や器官でありうるが、無制限に増殖する細胞のような特徴をもつならば、それは 「地域/社会/地球」 の癌に変身することになる。

周りの街づくりを眺めると、私個人ではどうしても人間の建築行動(特に最近の)、自然と調和とれた生態ではなく、悪性の新生物の増殖にしか見えない。

それは私の辺見/妄想なのでしょうか。