Category: 東洋医学

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治療内容

鍼治療は極細い金属製の鍼を利用する。流派や考え方は多数あるが、一般的鍼は浅く(2-3mm)或いはやや深めの1cmほど刺され、そのまま暫く放置される(置鍼)。必要に応じて(深い所の筋肉を解すため)もう少し深く刺す場合もある。私個人の好みでいずれの場合患者に鍼による不快感、痛みそして良く「好ましい」とされる「鍼の響き」を与えない。
お灸の場合極小さい艾の塊を皮膚の上に載せて、燃やすが、火が完全に皮膚まで燃える前に指で囲む事によって火を消して患者に余り熱い思いをさせない。このようなお灸は新生児や乳幼児にでも施せるから、大人には全く問題が無いはず。

写真: 治療院の駐車場から見た前面。建物は大分老朽化しているが、それはこちらから何もできない。

チャンス

以前外国人見学希望者を受け入れる事あったが、過去の経験に基づいて懸念される事もある:本当に勉強したいとそうでもない人がいて、態度が悪くて、そして日本で仮に一日何処か(偉い)先生で見学するだけで、後で自分の履歴書に「日本留学/○○先生の弟子」と出張する人がいると言われた事あります。   それはきっとそうですが、歴史を通して全ての治療者は何時か、何処かで誰かの世話で自分の「チャンス」を与えてもらいました。その中に歴史に残る偉大な先生もいたでしょうし、落第生もいたでしょう(後者の方が多かったに違いありません!)。  私は自分のチャンスを貰いました。今はその恩返しするチャンスがあります。 出来るのなら勉強したいと希望する他の外国人にもそのチャンスを合えてる手伝いしたいです。 だが、私一人の力ではどうにもなりませんから、皆さんのご協力をお願い申し上げたい。

東洋医学の用語集:

用語集に関して専用のページも造りました。→

過去長年の翻訳仕事中時々東洋医学関連文章も以来される。殆どの場合日英訳になる。作業中で調べたり、メモした言葉を適当な表を作ってきました。

その翻訳作業に複数の辞書を使っているが、私は知っている限り現在東洋医学関連の日英辞典は小さな一冊しかない。そこで前記の複数の辞書から引いた言葉を使ったりして、ネットで検索を書けたりして、あるいは満足すべき用語見つからなかったら、独自の解釈を加えて下記のサンプル(本来表は横向きになっているが、ここでは画面から食み出るので見せるため「縦書き」にした)の物を作っている。

出来れば多数の先生方に協力していただければその用語集の規模や内容大幅増えると期待している。結局中英辞典を参考しても、日本の状況や特徴が上手く現れてこない。

幾分進んでいますが、まだまだする事がいっぱいでなかなか思うようには行かない。手伝って下さる人も今の所は見つけていない。

是非ご協力下さい。日本の伝統技術を世界に伝えるために大事な作業と私は考えている。

この表は例です。本来縦横は逆ですが、こちらのページで上手く表示されないからこの形にした。

これでしたら、用語を漢字、かな、アルファベット、英語、アルファベット表記の中国語で検索できる。